6月18日その1(桜島フェリー)


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13:55-15:10 天気:くもり 海上:うねりが少々 風:北北東の風やや強し



今日は桜島フェリーに乗りに行きました。ちょうど「第十八櫻島丸」が入港したところでした。
今回が3度目の乗船です。少し船内の設備を紹介しますね。


乗船してお客さんが少ないうちに船内を何枚か撮影。
これは船尾側の展望席です。カウンターとボックス席があります。


こちらは一般席です。
この航路の船は両頭船なわけですから、列車みたいに可動式の背もたれを導入したら良いのでは?・・・ と、いらぬおせっかいでしょうかね。
左奥に見えるのが喫茶コーナー、その右側がうどん・そばコーナーです。


車椅子を利用している方々のためのスペースです。
確か5台の車椅子を固定できるようになっていたはずです。


この席はバリアフリー席と言って、座席間のスペースが通常の座席よりも広く取られているのが特徴です。
なるほど、座ってみるとスペースが広いために行動しやすいです。


最上階の通称スカイデッキです。スカイと言う割には空が全然見えないのが最大の特徴です(爆)
入出港の時などは張ってあるビニール製の屋根がフレームに当たってバタバタとうるさいこと。 でも、今までの船よりも何となく広く、開放感が感じられます。


この船より設置された自動ドア(矢印)とエレベーターです。
自動ドアは感知式ではなく、ボタンを押して開閉するタイプが取り付けられています。
エレベーターは左舷船尾側に設置されており、車輌甲板から客室がある甲板まで昇降できるようになっています。


鹿児島へ向かう「第十六櫻島丸」です。今年に入ってから船腹に描かれているイルカたちの下に 「ドルフィンライナー」という文字が追加されています。
ちなみに桜島フェリーって全ての船が船首を桜島側に向けているんですよ。ご存知でした? 見分け方はアンカー、マストのレーダーの位置ですね。


桜島港に浮かんでいた、鹿児島市との合併に反対する文句が描かれたブイ?です。
文字が読めますかね?左側の黄色い3つの板の一番右には『桜島フェリー六千五百万の黒字』、真中には『市電 市バス四億五千万の 赤字』、左側には『市合併は赤字の穴埋めか』、そして右側の黒い板には右が『市合併絶対反対』、左には『乗っ盗るつもりか!』と 描かれています。
以前は似たようなので、『場外馬券売り場反対』と言うのがあったような・・・。
まあ、どうでも良いのですけど、桜島フェリーが6千5百万の黒字だったとは初めて知りました。


岸壁で休んでいた「第五櫻島丸」がダイヤの中に入るために動き出しました。
そう言えば、「第十三櫻島丸」がいなかったけど、ドックにでも入っているのかな?


桜島港を出港する「第十八櫻島丸」。
就航から間もなく4ヶ月という事でサビが目立ってきました。


「第五櫻島丸」の船内です。水曜日の昼下がりと言うことでお客さんはまばらでした。


櫻島港に着岸中の「櫻島丸」です。
そうそう、桜島フェリーは船体を岸壁に密着させるために着岸中もプロペラ回しっぱなしなんですよ。


「第十五櫻島丸」が出港するのを北埠頭の沖でしばらく待っていました。
良く考えて見ると、この桜島フェリーは日本で一番大きな両頭船を走らせていることになります。 なんだか、少しだけうれしくなりました。

撮影データ:ファインピックス