8月11日(川内港)


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10:30-14:30 天気:くもり 海上:ほぼなぎ 風:ほとんどなし



今日は来春開業予定の九州新幹線の車輌が川内港へ陸揚げされるってことで行ってきました。 本来は8日には到着しているハズだったのですが、台風10号の影響で北九州で一時足止めを食らったために 川内到着が今日になりました。
九州発の新幹線車輌を見ようとたくさんの人が来ていて、港は写真のようにクルマでいっぱいです。 天気予報では雨が降るといっていましたが、日中は曇りで経過してくれたので助かりました。


陸揚げされた車輌は明日午前1時から3時間かけて川内市内の車輌基地へ運ばれる予定です。 このトラックは多分最後尾を走るのでしょうねー。


今日川内へ到着したのは1編成6両で、すでに3両は陸揚げされており、台船の上に載っているのは 残りの4、5、6号車の3両です。


新幹線のまわりにはロープで囲ってあるんだろうなー、という予想は大ハズレで、なんとすぐ間近にまで行けるようになっていました。 しかも、触れられるんです!新幹線の新車に直に触れられるんですよー。気前が良いぞーJR九州! てことで、ぼくも一番先っちょをペタペタと触ってみました。うーん、感想は・・・特にありません(汗)
車体に触れた瞬間にこの車体の素晴らしい出来映えを感じることが出来た・・・、なんて鉄っちゃんなんかは感じるんでしょうが、特にね〜。
★鉄っちゃんとは鉄道ファンのことですねー、今日もそれらしき人がウジャウジャいましたよー。


車輌に描いてあるロゴ(というかな?)です。ローマ字のTSUBAMEという文字デザインは現在走っている特急の787系つばめと同じものです。
なお、窓のブラインド(イグサだかなんだかで作られてます。)が全部下ろしてあり、車内の様子を見ることは出来ませんでした。残念。


歓迎セレモニーで挨拶をする川内市の森卓朗市長。市長と付く人をこんなに間近で見たのは初めてでした。どうでも良いことですけど・・・。
ちなみに挨拶の内容は全然聞こえませんでした(笑)。


お顔をアップで撮影です。本州の新幹線の700系(のぞみとか、レールスターとか)の顔も面白いですが、 この800系の顔はさらに・・・プッ。


この2人のおねぇさんが誰なのか、そして一体どこのどなたに花束を渡したのか分かりませんが、とにかく花束贈呈がありました。


陸路で川内入りする予定だった台車ですが、車体と一緒に台船で運ばれてきました。お昼前車体より一足先に車輌基地へ向かっていきました。


車輌を陸揚げするために台船の位置を変えているところです。
山口県の下松からはるばる台船を引っ張ってきたのは、近藤海事(北九州市)の「不捨丸」(124t)という船で、台船のほうは 「東伸」という名前でした。


車輌の近くにあったコンクリートのブロックの上によじ登って1枚。テレビ局のカメラマン氏もここから撮影してました。
そうそう、新車なのでピッカピカかと思っていたら案外汚れていました。雨などのせいでしょうねー。この1号車はJRの職員さんが 一生懸命セレモニーの前に磨いていました。


13時過ぎ残り3両の陸揚げが開始され、見物の人達もシーンと静まり返って作業の様子を見守っていました。
これは車輌にワイヤーをかけているところです。


おおーっ、ついに5号車が空中に吊り上げられました。今まで図鑑やらテレビでしか見たことがなかったものが自分の目の前で 行われている、なんか不思議な気分になりました。


陸上に予め準備していた鉄製の土台(?)にゆっくりと降ろされます。1両降ろすのになんだかんだで25分くらいかかっていました。 傷でもついたら大変なわけですから作業員の方も気を使いそうです・・・。


これは4号車の台車が付く部分です。地べたを走っている時には滅多に見られませんよねー。得しました(^^)。


最後の1両6号車です。顔がついているものだから見物人も見やすい場所へと集まっています。 先端の部分がなぜか取り外されていました。


1編成6両を撮影することが出来ました。車輌のうまい配置に感謝!


最後にひっそりと降ろされた6号車の先端部分。やっぱり地味なんでしょうかね、ほとんど誰も見向きをしていませんでした。 ちなみに左側の人が今回日通のクレーン運転者に合図を出す係でした。神経使ったでしょうね、お疲れ様です。


輸送中についた潮を洗い流す作業でしょうか。車体に水を吹きかけていました。 今回鹿児島入りした車輌たちは来月下旬から実際にレールの上を走ることになっています。


たくさんの人のスキを狙って撮影したポッケ登場です!
「いつかはこの電車に乗ってみたいな。」
うーむ、新八代まで35分というのをぼくも体験してみたいんで、乗りに行こうねー。

撮影データ:ファインピックス