5月2日(新港・桜島F・川内港・串木野)


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みなとのなまえ

06:10-09:10 天気:くもり 海上:風浪あり 風:北東の風強し
13:35-15:40 天気:くもり 海上:風浪あり 風:南西の風強し



今日も昨日と同じく1日中曇りで経過しました。ゴールデンウイーク中は天気が良さそうなことを言っていたのに、見事に外れてしまいましたねぇ。
さて、今日は「シルバーシャドー」が寄港する日で、入港予定時間が7時と8時の2つ情報があったので念のために6時前に家を出ました。6時過ぎに 新港に着いて、沖を望遠レンズで見てみるとすでに姿が見えていました。やっぱり、早く出てきて良かったです。


沖防波堤の少し沖に潜水艦が錨泊していて、7時過ぎに湾奥の方へ向かっていきました。福山町にある音響測定所での水中試験のためにやってきたの でしょうね。一緒に写っているのは桜島へ向う「第十六櫻島丸」(左)と鹿児島へ向う「第十五櫻島丸」です。


「シルバーシャドー」を運航するシルバーシー・クルーズは02年、03年にも日本寄港を予定していたのですが、テロやイラク戦争などの影響で断念 したため今回が初来日となりました。この会社はクルーズ代金に食事代やらチップやらが全部含まれているようですね。こう言うシステムのほうが 何も気にすることなく、クルーズライフを満喫できると思うのであります。


今日の07:30発のトッピーは「トッピー3」でした。後ろで「シルバーシャドー」を押しているタグボートは「明興丸」です。昼から行なわれる 「日本丸」のセイルドリルで船押え(と言うのかな?)をするためにこの後は北埠頭に着けていました。


あっち(北の方)を向いて岸壁に着けた「シルバーシャドー」を撮影するために久しぶりに桜島フェリーに乗りました。こっち(南の方)を向いてくれて たら良かったんですけどね。ちょうど入港してきた「第十八櫻島丸」に乗って出港を待っていると次々とお客さんが乗ってくるではないですか。 さすがゴールデンウイークと思っていたら、桜島のグラウンドで少年サッカーの試合があるらしくそれに参加する人達が半分以上はいたようでした。
08:00発の「トッピー4」を垂水へ向う「フェリー第十おおすみ」と鹿児島へ向う「クイーンコーラル」(「トッピー4」のマスト付近にうっすらと) と一緒に撮影できました。


桜島フェリーはゴールデンウイークだからか、それともサッカーがあるからなのかは分かりませんが、ピストン運航をしていたようで6隻全部の船が 動いていました。車輌甲板は全部埋まっていたし、乗り場にもクルマの長い列ができていたので相当数の人が利用したのでしょうねー。


桜島フェリーから撮影した「シルバーシャドー」です。「第十八櫻島丸」のスカイデッキから撮影したのですが、それでも「シルバーシャドー」の船首甲板 には少し及びませんでした。
この「シルバーシャドー」の海側の客室はほとんど(全部?)がバルコニー付きなのですね。横から見てみるとまるでマンションのようでした。各 バルコニーにはイスが置いてありましたが、ここで海を眺めながら飲むビールは美味しいのでしょうね〜。うらやましいなぁ(笑)


さて、お昼からは川内港へ「新鑑真」を見に行ってきました。年に数回ですがこの「新鑑真」と「蘇州号」(こちらは志布志から)を利用したツアーが 行なわれていて、たくさんの人が中国への旅を楽しんでいるようなのです。
今日は4月28日に「新鑑真」で上海へ向った人達が帰ってくる日なのです。15:00頃到着予定だったので、なるべく早めに着くようにしようと思って いたら1時半過ぎには着いてしまいました。しかし、これがちょうど良かったんですね。着いてから15分後くらいに入港してきたのです。いやー、本当に 良かったです。港にはすでに出迎えのバスやら関係者の方が集まっていました。


川内港の大きな防波堤のおかげで入港するまでは半分くらいしか「新鑑真」は見えていませんでした。タグボートの「大綱」は背伸びをして防波堤の 向こう側を覗きこんでいるように見えます。
「新鑑真」は入港直前なので、フィンスタビライザーを格納していたのでしょうね。大きく左右に揺れているのが確認できました。


防波堤の間を抜けて入港です。実は「新鑑真」の全体を見るのは今回が初めてです。尾道にいた頃に尾道造船へドックにやって来た時に半分くらいは 見たことあるんですが・・・。尾道造船生まれの「新鑑真」、キリッとして格好の良い船ですね。
そう言えば、この後はドックの予定でしたね。また尾道造船に行くのかなー。日にち的にちょうど「蘇州号」も入渠してくるハズなので2隻一緒に 見られるのかもしれません。


船尾側の綱取りは日通のおじさんただ1人。しかもちょっとやせ気味だったのでロープがなかなか上がってきません。しかも海面についてしまったので スクリューの水流に流されて余計に重たかったようです。見かねた周囲の人達が手伝って何とかビットに引っ掛けることができました。ちなみに写真では 1人しかいないようですが、これは2本目のロープの時で1本目の時は3、4人の人が加勢をしていたのです。
「いやー、あんなに重たいとは思わなかった」と苦笑いしながら手伝ってくれた人達と話していましたが、確かに重たそうでした。人の配置もちゃんと 考えておかないとこう言うことになってしまうのですね。お疲れ様でした。


こういった荷物の下ろし方というのもあるのですね(笑)3、4回分ありましたが一体何人の人が乗っていったのでしょうねぇ。お土産とか1人じゃ持ち きれない位買って来たオバちゃんとか絶対いそうです・・・。
船の上にずらっと並んで眺めているのは人民のみなさんかな?日本人はこう言うのには興味を示しませんもんね。


すぐに出港するだろうと思って上の写真を撮ってすぐに川内港を後にしました。串木野の羽島から撮影しようと思っていたからです。25分ほどで到着した のですがまだ姿はありませんでした。15分くらい待ってやっと姿を現しました。思っていたよりも岸寄りを走ってくれたので、大きく写すことが できました。定期的に寄港するようにならないかな〜?とふと思いましたが、利用者はそんなにいそうにありませんねぇ・・・。


帰る途中に串木野港へ寄り道です。新港沖の防波堤を見てみると南側が延長されていました。今までの長さでは少し足りなかったのでしょうね。以前から 工事をしていたのはこのためだったようです。


串木野港には山下(善)建設の「第八若吉丸」が着けていました。ドックに入ったばかりなのか塗装がきれいでサビもほとんどありませんでした。


串木野海上保安部の「とから」です。もう1隻の「きりしま」は出かけているらしく姿はありませんでした。「とから」といい、「かいもん」といい 十管区にも足の速い巡視船が配属されるようになりましたが、やっぱり北朝鮮の工作船事件が関係しているのでしょうね〜。

撮影データ:D70

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