3月6日(南港・谷山港)


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みなとのなまえ

13:30-15:00 天気:はれ 海上:風浪あり 風:北西の風強し



今日は朝起きて外を見てビックリ、うっすらと雪が積もっているではありませんか。3月に雪が積もるなんて思ってもいませんでした。でも、もうこれで 鹿児島ではお終いでしょうね。また積もるのは来年の1月頃でしょう。庭に咲いている梅の花にも積もっていて寒そうです。


天気が良かったのでお昼から南港と谷山港へ行ってきました。まずは南港なんですがいたのは「制海」、 「ずいうん」、「第三十一幸栄丸」、そして写ってはいませんが 「扇丸」4隻。みんな撮影しているよう。日曜日だからお休みのヨソの船がいないかなー?と期待していたん だけどなぁ。残念。


谷山港にも内航船は1隻もいませんでした。いたのはいつもの顔ぶれだけ。パシフィックグレーンセンターの桟橋にバレッタ船籍の「SEABOSS」が着けて いたのがせめてもの救いです。どこ生まれかなー?と思って検索してみると何とこの船は中国の「南通中△川崎船舶 工程有限公司」(△はしんにょうに元)生まれだったのです。ここで親戚のヒトが働いているので驚きました。04年の9月に竣工したようなので そのヒトもきっと見ているハズ。1度だけ99年に工場を訪れた事があるのですが、自分よりも大きなアンカーがあったのを鮮明に覚えています。 鹿児島からは遠いけど海で繋がっているんですねー。


この風も強くて寒い中石油桟橋付近では3隻のボートを使って小型船舶操縦訓練が行われていました。尾道を思い出すなぁ。出港前の各部のチェックとか 人命救助とかやるんですよねー。3つのブイ(だったかな)の間を通るのもあるのですが、自分の引き波につっこんだりしてなかなか楽しかったです。 ただ離着岸が慣れるまでは難しかったですね。眺めていたらぼくもボートに乗りたくなってしまいました。せっかく免許があるんだから乗りたいよぅ。 右の方に写っているのは沖アンカー中の貨物船「JIN HUA」です。この船の北側では大きなバラ積み船「KN TRADER」もアンカーをうっていました。


2区のいつもガット船が着けているところへ行くと「大平丸」と 「松栄丸」の2隻が着けていました。日曜日なので船もホイールローダーもお休みのようです。こう言う船に 近づく場合は日曜日がやっぱり良いですね。平日はほぼムリですから。そう言えば、この船のサンドポンプ(海砂を採取する機械ね)は珍しいタイプらしく ↓の「富栄丸」の乗組員の方もほーっと言うような感じで眺めていました。


2号岸壁では中島海運(兵庫県淡路町)の「富栄丸」(699t)が運んできた砕石を下ろしているところでした。山中造船らしいバルバスバウが目を引きます。 載っけているクレーンはSKKの400GDAでした。後ろに見えているのはセメントを運んできた 「第三ゆたか丸」です。


ガット船のクレーンが動いているのを見るのは楽しいですね。全然飽きがきません。久しぶりだったのも手伝ってしばらく眺めていました。クレーンの音、 バケットが船体にあたる音、そして砕石が滑り落ちるサーッという音、普通の人にとってはうるさい雑音でしょうが聞いていると、なんと言うんでしょ、 和む?んですよね(笑)みなさんもガット船のクレーンが動いていたら一度眺めて見ませんか?とても楽しいものですよ。


鹿児島ドック鉄工のフローティングドックにガット船が揚がっていたので何だろう?と調べてみると奄美大島の 「平和丸」でした。ドックには鹿児島までやって来るのですねー。乗組員の人たちにとってはとんだ時期の ドックだったかもしれませんね。なんなんだこの寒さは!?って(笑)

撮影データ:D70

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